平成22年06月29日
G8とG20で何が見えたか
[その1]

先週からカナダで開かれたG8(25日)とG20(26日)は27日(日曜日)幕を閉じた。
閉幕後の記者会見でオバマ米大統領は、”the world’s largest economic powers had agreed on the need for continued growth in the short term and fiscal sustainability in the medium term.” (世界の経済大国は今後短期間に経済成長継続を推進すると同時に財政健全化も中期にわたって達成する必要があることで合意した)
また、”we must recognize that our fiscal health tomorrow will rest on in no small measure on our ability to create jobs and growth today.”(我々の明日の財政健全化は今日の雇用創出と経済成長に大きく依存していることを知るべきである)
欧州勢が財政健全化を重視する中、オバマ大統領は経済成長優先、更なる財政支出を各国に求めたのである。

2007年末からアメリカのサブプライム・ローン問題が発端で世界はCredit crunch(信用喪失)で金融不況に陥った。
アメリカの主導で先進工業国は超金融緩和を実施、その結果2009年3月から2010年4月まで世界の株式市場は平均で70%の値上がりとなった。
ところが5月になって欧州財政問題やアメリカの住宅販売と雇用の伸びの鈍さから景気後退懸念が広まり株価は一気に10−15%の下落となっている。


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