平成22年07月28日
財政赤字にもいろいろあります
[その1]
日本の累積財政赤字はGDP(国内総生産)比200%に達しようとしている。
万年赤字国のアメリカでさえ約60%なのだからいかに日本の赤字が大きいかがわかる。
日本の財政赤字が天文学的であるにも関わらずギリシャを発端にスペイン、ポルトガル、イタリア、ハンガリーに飛び火した欧州財政問題で再び世界が信用不安に陥った時日本の円は安全通貨として買われた。
数字の上で世界一の財政赤字を抱える日本の通貨が何故世界一安全なのか。
またGDP比世界一多額の国債(Debt)を発行し続ける日本の金利は何故世界一低い(ゼロ)なのか、国債を乱発すれば金利が上がるのが経済の原則である。
政治的にも日本は異例である。
自国の安全を自国の責任としない国は世界に例を見ない。
財政赤字がGDP比200%もあるのにODAなど他国への経済援助で世界一、二を争う国も異例である。
竹村健一先生は「日本の常識は世界の非常識」と言われたが、経済では経済の原則が、また政治では政治の常識が通用しないのが日本である。
菅総理が何を言おうと世界の政治は無反応。また白川日銀総裁がどんな金融政策決定をしようが世界市場は無反応。
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