平成31年8月27日

韓国の対日GSOMIA(日韓軍事情報包括共有・保護協定)破棄宣言は文在寅、金正恩、トランプの出来レース!
[その1]

トランプと金正恩との二度目に渡る会談後、北朝鮮は日本向けに7回もミサイルを発射した。最後の発射は、韓国が日本にGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄通達をした8月22日直後24日であった。(韓国は発射情報を故意に日本の発表後にして、将来の北朝鮮の対日軍事脅威増幅を計った)GSOMIAについて、アメリカのポンペオ国務長官は失望したと言い、安倍首相は断じて受け入れられないと言った。本協定はいずれか一方の当事者が破棄出来るのだから受け入れる、受け入れないの話ではない。一方中国は韓国の対日GSOMIA破棄で米韓関係が悪化することはないと発表している。北朝鮮の度重なる日本向けのミサイル発射ついてトランプは「大したことはない」(日本の安全無視)と述べて容認、安倍は対北朝鮮国連決議違反だと言った。日韓両国はアメリカと安全保障条約を交わしているから日韓はアメリカを通した安全保障上の同盟国である。(日韓両国は安全保障条約を交わしていない)日米韓にとって重要な軍事情報を共有するGSOMIAを韓国が一方的に破棄する為には事前にアメリカの合意が必要である。ポンペオ国務長官が「失望した」と言うのは日本から1兆円近い安全保障費をもらい、増額を要求している現状からすれば「とぼけた発言」をせざるを得なかったのである。韓国のGSOMIA破棄は韓国の日米韓同盟からの離脱を意味するが、米韓同盟と日米同盟は個別に維持される。中国が米韓関係は変わらないと言うのは、アメリカは失望したなどと言いながら実は喜んでいることを知っているからである。もしプーチン(露)に聞けばVery nice(いいんじゃない)と言うだろ。北朝鮮が韓国の対日GSOMIA破棄の日に合わせて日本向けミサイル発射が出来たのはかなり事前に韓国から同協定破棄の日を知らされていたからである。(ミサイル発射は1日や2日で出来ることではない)
アメリカの指針は「アメリカは最早世界の警察官ではない」であり、トランプが進める南北朝鮮戦争の正式終戦、平和条約、朝鮮半島非核化、南北朝鮮統一は在韓米軍撤退と共にアジアからの米軍撤退の為に他ならない。歴史的、文化的、政治的(対日感情を煽って支持率を上げる)に日韓同盟は不可能であり、南北朝鮮統一後、日朝対立はさらに深まるのは必至。トランプはそれを十分知った上で朝鮮半島非核化を進めている。今回の韓国の協定破棄は、アメリカ(トランプ)と中国が望む朝鮮半島の将来を見越し、韓国が先取りした結果である。北朝鮮問題は中国なしには解決出来ないし、米軍のアジア撤退後中国がアジアの覇権をアメリカから引き継ぐことも決まっているのだから(米中戦略的パートナーシップ)、今回の韓国のGSOMIA破棄はアメリカの理解の下で中国に「媚を売った」ことにもなり、文在寅の見事な政治判断である。協定破棄について「日米関係に影響はなく、日本の安全にも支障はない」と菅官房長官が言ったのは間違いないが、事の真相がわかっていない。朝鮮半島の経済的繁栄をトランプが口にする度に「アメリカは1ドルも出さない」と言っている。それは「アメリカに代わって日本に払わせる」と言う意味である。朝鮮半島非核化と統一、経済繁栄のプロセスに日本(仲間)を参加させたら日本(仲間)から膨大な資金を取り難くなる。拉致家族の身代金だけでは足りないと言う点で米中韓露は一致している。日本には今この最悪の事態打開の為の取引が出来る国がある。それは今後朝鮮半島を覇権下に置くことが決まっている中国である。
幸いなことに今中国はアメリカの圧力に耐えかね日本に救いを求めている。トランプにばかりおべっかを使っている安倍首相の「神経」を疑わざるを得ない。


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