平成31年10月3日

潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM/Submarine-Launched Missile)
[その1]

北朝鮮は9月29日半島中部から日本のEEZ(排他的経済水域)へ数発の飛翔体を発射したと日本の各メディアは報道したが、実際は北朝鮮の国営放送が発表した通り飛翔体はどこからでも発射出来るSLBMで、敵により一層の脅威を与える。
9/29のSLBM発射についてトランプ大統領は2日前の9/27に認識しており、いわば容認していたことになる。
本誌で何度も述べているように北朝鮮問題を含め、貿易戦争、通貨戦争、サウジ石油施設爆破はすべてアメリカの内戦波及に他ならない。
9月5日頃に米朝高官による米朝協議が模索されている最中に北朝鮮がSLBMを日本海に向けて発射したことは米朝協議を阻害するものだと言う報道は間違いである。
より高度な脅威を持つSLBMを日本海に向け発射した目的はトランプの前に立ちはだかる軍産(軍部を中心とした現行勢力)に脅威を与える、いわば金正恩のトランプに対する配慮でもある。
トランプは、ボルトン(軍産強硬派)を安全保障大統領補佐官に任命し軍産の意向に沿うかに見せ、米朝交渉が始まる前に解任した。
トランプは軍産が主張するような経済制裁と軍事圧力で北朝鮮非核化を進めるつもりはないことを金正恩に示し、金正恩はSLBMで軍産に脅威を与えトランプに応えた。
朝鮮半島非核化の目的は北朝鮮の脅威を解消することによって軍産が固執する在韓米軍撤退にある。
トランプが「金正恩はいい男だ」と言うのは、まんざらお世辞ではない。
トランプが軍産に押されて身動き出来なくなると金正恩は必ず手を差し伸べる。
金正恩にしてみれば北朝鮮の運命はトランプにかかっているからだ。
軍産が主張する「検証可能で、後戻り出来ない、完全非核化」(CVID)の実現は金正恩体制壊滅以外にはあり得ない。
トランプと金正恩は、米韓軍事演習など軍産の抵抗を押さえながら段階的核廃絶に沿った経済制裁解除を進めようとしているが、やがてトランプはすべてを中国に任せることになる。
日本は毎日起きる出来事の裏にある真実を知ることなく流されている。
(私は欧州でのセミナーでTruths behind superficial facadesと言って解説している)
日本は最後に損をするか得をするかわからない。
「知らぬが仏」の「仏」はありがたいことだからきっと得をするだろう。


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