平成31年11月21日

ジム・リカード氏来日記念講演
[その1]

2013年以来私の親友であり、またグループ投資の指南役でもあるジム・リカード氏を日本にお招きして「ジム・リカード来日記念講演会」を都内のホテルで開催した。NYでベストセラーになったThe New Case of Gold(日本語版:金は6倍になる!今すぐ金を買いなさい)の在庫から最後の50冊をもらってサインをしていただき参加者の一部に差し上げた。
講演内容は、金の将来についてで、今までの私の視点とほぼ同じであった。
ほぼと述べたのは、ジムさんはFRB(連邦準備銀行)と日銀の違いを明確に押さえていないからだ。
FRBも日銀も政府から独立した株式会社である点は同じだが、合衆国政府が連邦準備銀行(FRB)の株式を1株も持っていないのに比べ日本政府(財務省)はジャスダック上場の日本銀行株の51%以上を所有している。日米の財政は双方とも潜在的財政破綻状態である点は同じである。もう一つ重要なことは、国の借金の債権者の違いである。米国債は中国、日本、サウジアラビア等が債権者で40%近く持っている。だからドルの信用が落ちると米国債は売り叩かれデフォルトになる可能性が高い。ところが日本の国債は国民(銀行)がほぼ100%保有しているのでどんなことがあっても売られることはない。おまけに日銀は事実上過半数株主の財務省の下部機関同様だから国債の償還期日になると何時でも円を発行して市中銀行を通して財務省に渡すので日本の国債に限ってデフォルト(返済不能)はない。
「日本の国債は売られることなく、デフォルトなし」だから円は安全通貨であり反対にドルのリスクは極めて高い。
ジムさんは現在1オンス1,500ドルの金は2026年には15,000ドルになると言われたが、実は私もそう思う。ドルの価値は時間と共に下がるのは決まったも同然。今1オンスの金を売れば1,500ドルの冷蔵庫が1台買える。
2026年になると1オンスの金は15,000ドルになり、1オンスの金を売って買えるのは15,000ドルの冷蔵庫である。(ドルの価値が10分の1になったから)
もし今円が1ドル100円で、2026年に50円になったら15,000ドルの冷蔵庫が2台買え、750,000円で1オンスの金貨が1枚買え、手持ち金貨は2枚になる。
1枚の金貨が2枚になるのだから円が通貨の日本は金の値上がりで儲かることになる。
前述の通り、米国債はデフォルトのリスクが高く、日本の国債のデフォルトの可能性はゼロ!さらにどんなに市場がパニックに陥っても円は売られない。
将来対ドル円高になるのは確実である。
ならば今は為替に関係ない日本の不動産など円資産と保管、移動に便利なカラーダイヤモンドを買うのが正解。
ただし今は金貨ではなく不動産としての金鉱山の買い時である。
円高は米大統領選後2021年後半で、その時が金貨のタイミングである。


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