平成29年4月10日

トランプは軍産複合体の傀儡と化したのか
[その1]

4月4日アサド大統領(シリア)はCIAの誘導情報に騙されてCIAが支援するアルカイダ(アスラ派)の兵器庫(イドリブ村)を爆撃した。倉庫内にはアルカイダとISとの裏取引に使う毒ガスの原料が貯蔵されていたのでアサドの爆撃により毒ガスが周辺に広がり多くの被害者が出た。CIAはこれをアサドの化学兵器攻撃に脚色してCNNが世界に流布した。2013年6月にもアサド大統領は化学兵器使用の濡れ衣を着せられた。当時のオバマ大統領は対シリア軍事行動を執る寸前で真実を知りCIA/Pentagon(軍産複合体=軍産)の対シリア攻撃命令の要請を蹴った。今回の軍産の意図はトランプに直接シリア攻撃をさせることでトランプとロシア(シリア同盟国)との関係を断つことにある。(トランプはロシアと組んで軍産を中東から追い出し、軍産をホワイトハウスの支配下に置こうとしている)
トランプ大統領と中国の習近平主席との首脳会談前に事件を起こし、トランプが習近平に求める北朝鮮暴走抑圧の効果がなければ(対シリア攻撃命令同様)独自行動を執る意思があることを示せるよう仕組まれていた。ここまでお膳立てされトランプは軍産の仕掛けに乗らざるを得なかった。おまけに軍産の指示で北朝鮮は米中首脳会談中にアメリカがターゲットだと称してミサイル発射を行うという周到さ。トランプが大統領に選ばれたのはオバマ同様、軍産複合(CIA/Pentagon/Media/FRB連合体=軍産)の米国支配権(覇権)をホワイトハウスに取り戻す為である。その為にキッシンジャーとCFR(外交問題評議会)が2016年5月にトランプを米国大統領に決めたのである。(私は、「大統領選は不要」と言った)軍産の使命は常に世界を緊張下に置き戦争触発状態にすること。
でなければアメリカの基幹産業の軍事産業が衰退するからだ。では何故トランプをその気にさせて今までアメリカを支配させてきた軍産をホワイトハウスの支配下に置かねばならないのか。アメリカをはじめ世界経済の成長が止まり余分なパイがなくなったため自由経済、グローバル主義でパイの分配を競う必要がなくなった。これからは中国やロシアのような国家権力によるパイの配給制度の時代である。反民主、反グローバル、国家優先、個人は従の時代である。
したがって軍産の主導権を今までのイスラエル左派(グローバルな搾取)から右派(国粋主義的搾取)に転換しなくてはならなくなったのである。
つまりアメリカの主導権の転換が必要なのである。この転換の為にはいったん軍産の主権をホワイトハウスに取り戻す必要がある。戦後から今日まで維持してきたアメリカと世界の支配権を、いくら歴史の流れとは言え、手放したくない軍産がトランプを罠にかけ、対シリア攻撃に踏み込ませたのである。私は3月21日の防衛会議で軍産が仕掛けてくる罠にトランプが乗ることをアドバイスした。スティーブ・バノン(トランプが傾倒しているブレイン)は猛反対だった。だからトランプは対シリア攻撃命令と同時にバノンを更迭し軍産の傀儡になる振りをして見せた。対シリア直接攻撃によりオバマ時代に築いた中東における米ロ戦争リスクを避ける為の事前情報交換合意は破棄された。
アメリカの対シリア直接攻撃はシリアにイラクの米軍基地を攻撃(空爆)する権利を与えたことになり、今後シリアの対米攻撃が始まる。シリアにイラクの米軍基地が攻撃されればトランプはダマスカスを火の海にすると言うだろう。米ロ合意(リスク回避)が破棄された以上シリア空域を侵犯する米軍機はすべてロシアに撃ち落される。トランプがダマスカスを火の海にすると言えば言うほど軍産は必死になって止めにかからざるを得なくなる。結果軍産はトランプ(ホワイトハウス)に従わざるを得なくなる。
「肉(フリンとバノン)を切らせて骨(軍産)を断つ」、、これが私の防衛会議におけるアドバイスであった。


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