平成29年11月10日

FRB(連邦準備理事会)の価格操作終了
[その1]

私は「9月からの日米異常株高はFRBの価格操作によるもの」と述べ続けてきた。
参照図 は本日(アメリカ時間11月9日)11月1日現在のFRBの資産残高である。(9月と10月の残高と比較は私が記入した)
「ここ一番!」(私の有料市場情報誌)の読者から「一体この上げ相場はいつまで続くのですか」と10月になってから毎日のように聞かれてきた。
私は下記のように答えてきた:
9月のFOMC(連邦公開市場委員会)でFRBの資産縮小を決めてから実際は9月いっぱい資産拡大、10月第3週まで平均すれば拡大、第4週は11月の第一水曜までわからない。資産を縮小すると言って実際には拡大、さらに償還米債を再投資するなど緩和政策を続行している。縮小といって緩和すれば株価が上がるのは当然である。日米株価の高騰はFRBの価格操作の賜物以外の何物でもない。
今後の株価動向はFRBの11月1日現在の資産高が発表される11月8日水曜日(毎週水曜に資産高が発表される)を見ればわかる。
縮小額が1.5兆円以下なら株価は上がり、以上なら下がる。8日(日本時間9日)が近くなると乱高下するから「君子危うきに近寄らず」!
さて先刻FRBの11月1日現在の資産高が発表された。
9月から10月にかけ6,948億ドル増、10月第4週から11月1日にマイナス4,535億ドルと急激に縮小した。ぎりぎりまで縮小を拡大に見せかけて土壇場で一気に縮小した手口が見て取れる。
昨日のニッケイの乱高下は今日の結果が事前に漏れたから。
というわけで、外人ヘッジファンドがまだ騙し討ちを演じてくるが、FRBの価格操作はこれで終わったと見ていいだろう。
これで12月利上げで長きに渡った上げ相場はいったん終了。
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