平成30年1月12日

21世紀の日本の運命
[その1]

これは今執筆中の次期「小冊子」Vol.95の表題である。
1月9日の本誌で「南北朝鮮対話の深読み」と11日の「トランプのエルサレム首都認定宣言の深読み」で述べた通り中東とアジアの政治秩序が180度変わる。
それはアメリカの国家指針が180度変わるからである。アメリカの指針が変わると言うことは今までのアメリカの指導勢力が交代することであり、具体的には今まで議会と軍産複合体=軍産(国防総省、CIA、マスコミ、学会、ウォールストリート)を支配していたユダヤ(イスラエル)勢力内部の主流と反主流派の交代でもある。(私はこれから主流派になる方に関係している)軍産の弱体化の為の事細かい戦略がトランプのブレーンであるキッシンジャーとCFR(外交問題評議会)から伝達され、トランプは敵(軍産)と世界を煙に巻きながら見事にこなしている。
FRBが金融引締め政策を推進中にトランプは法人税減税と言う名の大型金融緩和政策(170兆円規模)を実行する。世界がアメリカは金融引締め実行中と思っている時、実は史上最大の金融緩和政策を実行しようとしている。ECBは年内緩和縮小、日銀はFRBの要請で出口なしで緩和続行だがアメリカこそが世界最大の緩和を始めようと言うのだからトランプは天才ペテン師である。そのペテンでNYダウは4万ドル、おかげでニッケイ平均も4万円になる。何故でしょうか?トランプは、不動産取引で投資家を騙せば手が後ろに回るが、世界を騙せばGenius(天才)Politician(政治家)と呼ばれる。
中国は2049年の建国100周年までにアメリカに代わって世界の政治・経済覇権を掌握する為野心的活動を全世界に展開している。トランプは昨年11月の訪日で、第一次安倍内閣以来の歴代内閣で初めての自主外交政策である日本・オーストラリア・インドを主軸に中国を包囲する「アジア太平洋戦略」(本来は「自由と繁栄の弧」)に従うと言った。アメリカが日本独自の外交政策に従うのは宗主国が植民地に従うようなもの。必ず「裏」がある!トランプはロシアと共に世界エネルギー支配を推進し、中国をけん制すると言う。キッシンジャーの差し金だ。どっこい、裏がある!米軍の韓国からの撤退、沖縄からの撤退で喜び勇んでアジア覇権に乗り出すのは中国だ。アメリカは何故アジアの同盟国を捨てるのか?キッシンジャーの持論「覇権から多極化」の真の意味を私は知っている。キッシンジャーの持論は「アジアの秩序は新型大国(G2)関係」。
習近平はオバマ大統領との首脳会談以来G2、G2と言い続けている。キッシンジャーと習近平が同じことを言い、キッシンジャーがトランプの指南役。
ではキッシンジャーは日本について何と言っているのか?「俺は日本が嫌いだ」!
まあ、これでは新聞やテレビを見ていても何一つわからない。
「小冊子」Vol.95 が(キッシンジャーではないが)皆様の指南役。

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